築50年経っているマンションのお風呂場と洗面所。長い年月の中で何度かリフォームはしてきたのようなのですが、浴室の扉がなかったり、それなのに洗濯機置き場には扉があったり、しかもその扉が、水回り空間に入る扉と干渉していたり、狭くて脱衣スペースが使えなかったり、使用していない浴室の洗面ボールが邪魔だったりと様々な不便さを日々感じながら生活をしていました。
今回は、そんな数々の不便を解消するためのリフォーム。
まずは脱衣スペースを確保できるように扉を造り直し洗濯機置場上に棚を造作して物置スペースを設置、浴室入口には折戸を新設しました。
次にお風呂場。お風呂を自体をユニットバスに変更することを考えましたが、マンションの構造上厳しいという事で、既存のお風呂を活かしたリフォームをすることに。バスタブはそのままに、使用していなかった洗面ボウルを取り除き、壁のタイルを補修し、床にもタイルを上張り。洗面ボウルがないだけで、広々とお風呂を使う事が出来るようになりました。
洗濯機置き場の扉がなくなった事で広くなった脱衣室に入る為の扉は新しく新設。脱衣室の壁も新しくタイルを貼り直しました。
脱衣室を出ると玄関スペース。その玄関スペースも、玄関のタタキにタイルを貼ったり、壁のクロスを張り替えたり、天井を塗り直したり、床には傷みが激しい既存フローリングの上には木目調のCFシートを貼りました。
更に、今回は、それにプラスして洋室のリフォームも実施。天井の塗装と襖や壁紙の貼り替えを行い、バスルームや玄関と併せて、長年の不便さを解消し、使い勝手が向上、更に家の中がとても明るい雰囲気になりました。